送信機と受信機の間に別の建物を挟みますが通信は可能ですか?
送信機と受信機の間に建物や壁、丘などが挟みますと通信距離が短くなる場合がございます。
特に鉄骨造り、鉄筋コンクリート造りの建物は電波を遮断します。
電波自体は指向性はございませんので、送信機、受信機の双方から見通しの利く場所に中継機を設置して、障害物を避けながら電波を迂回させて流すようなイメージでご検討をいただいた方がよろしいと思います。
電波を遮断する建物自体の外壁に防雨ケース収納の中継機を取り付けて電波を迂回させて受信機まで流してやるイメージ図。
電波を邪魔する建物の角に、送信機側のアンテナと受信機側のアンテナの両方を目視できるポイントが存在する場合には、以下のイメージ図のように建物の角に中継機を配置して電波を受信機まで流してやる方法があります。
中継機受信アンテナ→無線送信機の独立送信アンテナが目視出来る位置。
中継機送信部(箱)→無線受信機の受信アンテナが目視出来る位置。
中継機受信アンテナと中継機送信部が専用の有線ケーブルでつながります。長さは最長10m。
中継機が必要無い場合のイメージ図。
送信アンテナと受信アンテナを互いに目視出来る位置関係に取付けるイメージ図。
リレー接点監視無線自動通報装置(特定小電力無線)
接点信号を受けた無線発信機は長距離無線で離れた受信機を作動させ、受信機から接点信号出力を行います。見通し100〜300mまで送信可能です。